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本日メインの技は、

肘持ち三ヶ条抑えです。

下記の動画で、ご確認下さい。

https://youtu.be/1AEnL63tKSU

 

養神館本部道場で、

2018年12月の審査が

終了したあたりから、

乗木師範が、

基本動作や自由技の残心について

厳しく言われる事が

多くなりました。

2018年12月の有段審査等の

審査の出来具合が、

よくなかったからのようですが、

基本動作が曖昧であったり、

自由技で残心ができていない人が

実に多かったようです。

養神館の長年の風習としては、

本コースの稽古のスタートは、

常にひりきの養成から

始められていたのですが、

2019年2月からは、

乗木師範は、

本コースの稽古の始まりは、

体の変更(一)からを

支持するようになりました。

昇給審査や昇段審査は、

ひりきの養成から始まりますが、

有段者は、ひりきの養成ではなく、

体の変更(一)が審査科目に

なっているからです。

どうも、それだけ有段者の審査の出来具合が

不出来であったことを

憂えてのことのようです。

合気道の技は、

指導者の動きを

実際に真似ることでしか

覚えられない部分が多いため、

一つの技の細かいところまで

文章にするのは難しいので、

私もここでは

それを避けてきたのですが、

本部の乗木師範が、

基本動作についても

一方ならず心配されていることを考えると、

私もあまり放っておけなくなりました。

基本動作については、

まず体の変更(一)は、

とにかく動作終了時の

伸びが大切です。

(二)については、

投げられたボールを受け取るような気持ちで

行うことが大切とよく言われます。

また、ひりきの養成(一)は、

一番低い体勢で、

回数は低くても正確に

やるべきだとよく言われます。

(二)は、振りかぶる手と足の

状態に気を付ける必要があります。

そして、終末動作(一)は、

受けが背伸びができる体勢まで、

仕手は自分の体勢に

伸びを持たせないといけないことに

気を付ける必要があります。

(二)は、回転動作の後の最も低い体勢が、

ポイントとなります。

上級者と初心者別の合気道技一覧・上級者は数種類の袈裟懸けの稽古

上級者と初心者別の合気道技一覧・上級者は肘持ち三ヶ条抑えと関連技

稽古第二十七日目の本日は、

私なら下記のようにスケジュールを組みます。

1.ひりきの養成(一)(二)            相対動作   1人5分 × 2人

2.座り技肘持ち三ヶ条抑え(一)(二)       相対動作   5分   × 2

3.肘持ち三ヶ条抑え(一)(二)           相対動作   5分   × 2

4.休憩 5分

5.正面打ち袈裟懸け              相対動作   5分

6.横面打ち袈裟懸け              掛稽古 10分

7.片手持ち袈裟懸け              掛稽古 10分

8.終末動作(一)(二)              相対動作

上級者の稽古の場合、

大方ざっと稽古は、

こんな感じになります。




最初に相対動作を一人5分ずつ行い、

次に基本技を5本ほど5分ずつ

行っていきます。

掛稽古で行う投げ技は二つです。

ここで一時間の稽古一コマ終了で、

終末動作を相対動作で行って、

締めくくります。

上級者と初心者別の合気道技一覧・上級者は数種類の袈裟懸けの稽古

上級者と初心者別の合気道の技一覧・初心者は片手持ち二ヶ条抑えのみ

これに対し、初心者の稽古は、

体操から始まります。

体操を5分行ったら、

体の変更(一)(二)と

ひりきの養成(一)(二)を、

単独動作で10分程度行います。

その後、片手持ち二ヶ条抑え(一)を

15分程度行った後、

5分休憩し、

次に片手持ち二ヶ条抑え(二)も

15分程度行ってから、

(一)(二)を5分間復習した後、

残りの10分程度で

また基本動作を行いますが、

稽古終了時は必ず

終末動作(一)(二)を行います。




上級者と初心者別の合気道技一覧・上級者は数種類の袈裟懸けの稽古

上級者と初心者別の合気道技一覧・上級者は投げ技の変化技の稽古

本日、第二十七日目の上級者の技は、

袈裟懸けの技を行います。

袈裟懸けは、変化技です。

本日は、

正面打ち(変化技)、

横面打ち(変化技)、

片手持ち(変化技)、

といきますが、

もし、変化技になって

迷って分からなくなるとすれば、

基本技をよく思い出してみることです。

上級者と初心者別の合気道技一覧・上級者は数種類の袈裟懸けの稽古

さて、本日第二十七日目の上級者が

稽古するのは、投げ技です。

自由技の稽古と思って、

取り組んでみて下さい。

稽古する技は、袈裟懸けです。

この技は、腰投げと非常によく似ていますが、

腰投げが完全に相手を

背中に乗せてしまうのに対して、

袈裟懸けは、

相手を片足にのみ引っ掛けさせる部分で、

技の危険度が全然違います。

長い間の合気道界の風習から、

腰投げは通常男性にしか

やらせません。

袈裟懸けは、

女性でも

受けはとれるとされてきましたが、

女性でもできる人は、

腰投げの受けを取ります。

気を付けるべきことは、

腰投げは、合気道の中でも

最も危険度の高い技なので、

指導上、苦手な人に

無理にやらせないことです。

腰投げは、

サーカスの曲芸にも近い技なので、

できるできないには、

非常に個人差があります。

それゆえに、

苦手な人が無理にやって

怪我した時の責任が、

指導者にはつきまとうことになります。




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