ご機嫌よう!☺️
本日メインの技は、
正面打ち三ヶ条抑えですが、
基本動作の動画などもきちんと見た上で、
稽古して下さいね。
1、第四日目稽古についてhttps://www.youtube.com/watch?v=LDUcNaoUtSQ
2、基本コースと本コース
https://www.youtube.com/watch?v=bscE-ZoMVFY
3、基本動作
4、正面打ち三ヶ条抑え(一)
5、正面打ち三ヶ条抑え(二)
私がここで、初心者、という言葉を
使わせて頂いておりますのは、
既に何年間か、合気道の稽古を
してきた上級者と
敢えて区別するためですが、
通常の合気道の稽古は、
基本コースと本コースに分けて行い、
基本コースに初心者、本コースに上級者を
置くのが普通です。
大きな道場になると、
その日のメインとなる
指導者は、本コースの稽古を指導し、
別にもう一人が基本コースを見る、
というのが、
ごく普通の稽古の仕方です。
道場によっては、
人数が少ないと、
指導者も一人しかいないので、
本コースと基本コースの両方を、
指導者一人で
見なければならないのですが、
本コースと基本コースの
稽古内容は、当然のことながら、
同じにはできませんし、
本コースは、技五本以上、
基本コースは、技一本のみ、
という鉄則を崩すことはできません。
しかも、基本コースで、
新入会員がいる場合は、
最初から、
今まで例え数回だけでも
稽古してきた他の人と
一緒にすることはできないので、
基本コースの他の方たちが
基本動作を単独で
稽古している間に、
初めて道場にお見えになった方には、
構えや膝行法、基本動作などについて、
伝授し、他の人たちと
一緒に動けるようにします。
初めて道場に入門すれば、
そうした扱いではあっても、
基本コースで
コツコツと稽古を続け、
毎月の審査を欠かさずに
受験して、四級に合格すると、
本コースにグレードアップします。
これは、どんな小さな道場で
稽古していたとしても、
四級に合格すれば本コース、
という格式には、
変わりはありません。
本コースにいくことで、
覚えることのできる技の
数が増えるので、
ここで一つの重要な区切りが
訪れます。
人によっては、
非常に緊張したりするでしょう。
私も初めて本コースに上がった時は、
緊張しました。
特に私の場合は、
五級までは毎月順調に行ったのに、
四級で一回不合格になってからの
グレードアップであったので、
非常に嬉しかったのも事実です。
合気道の審査も始めれば、
不合格になることはあります。
途中、審査で不合格になっても、
諦めずに稽古を
続けることができるかどうか、
ここでその人の質が
分かることがあります。
合気道は、段級位によって
細かくレベルが分かれていますが、
他にも、
男性は参段以上、女性は初段以上で
袴がはける、といった
決まりもあります。
この点は、人によって
知識を誤って
覚えていたりすることがあるので、
注意が必要です。
上級者と初心者別の合気道技一覧・正面打ち三ヶ条抑えと三ヶ条投げ
目次
上級者と初心者別の合気道技一覧・上級者に必要なのは、技のスピード
稽古第四日目の本日は、
下記のようにスケジュールを組みます。
1.ひりきの養成(一)(二) 相対動作 1人5分 × 2人
2.正面打ち三ヶ条抑え(一)(二) 相対動作 5分 × 2
3.座り技正面打ち三ヶ条抑え(一)(二) 相対動作 5分 × 2
4.休憩 5分
5.正面打ち肘当て呼吸投げ(一) 相対動作 5分
6.正面打ち肘当て呼吸投げ(二) 掛稽古 10分
7.正面打ち三ヶ条投げ 掛稽古 10分
8.終末動作(一)(二) 相対動作
上級者の稽古の場合、
大方ざっと稽古は、
こんな感じになります。
最初に相対動作を一人5分ずつ行い、
次に基本技を5本ほど5分ずつ
行っていきます。
掛稽古で行う投げ技は二つです。
ここで一時間の稽古一コマ終了で、
終末動作を相対動作で行って、
締めくくります。
本日の技も、
上級者と初心者とで同じですが、
一般的には、
技をよく知っている、
とされる上級者も、
適度なスピードと威力が
技に感じられることが
重要となります。
上級者と初心者別の合気道技一覧・正面打ち三ヶ条抑えと三ヶ条投げ
上級者と初心者別合気道技一覧・初心者は技のポイントを理解すること
これに対し、初心者の稽古は、
体操から始まります。
体操を5分行ったら、
体の変更(一)(二)と
ひりきの養成(一)(二)を、
単独動作で10分程度行います。
その後、正面打ち三ヶ条抑え(一)を
15分程度行った後、
5分休憩し、
次に正面打ち三ヶ条抑え(二)も15分程度行ってから、
(一)(二)を5分間復習します。
三ヶ条抑えの基本的な動きは、
まず(一)は仕手から、
(二)は受けから正面打ちを打ち、
仕手が受けを切り崩してから、
まず受けの手先の方まで、
仕手が自分の手を滑らせていき、
仕手はそのまま手を持ち換えたら、
すぐに前進しながら、
受けの手先から肘の方まで
仕手は自分の手を滑らせていきます。
右手をあてがってから
前進するのではなく、
左手に右手をあてがいながら、
前進していく動作が
重要です。
審査で
最もよく見られる
正面打ち三ヶ条抑えの
技のポイントは、
こうしたところになります。
残りの10分程度で
また基本動作を行いますが、
稽古終了時は必ず
終末動作(一)(二)を、単独で行います。
上級者と初心者別の合気道技一覧・正面打ち三ヶ条抑えと三ヶ条投げ
上級者と初心者別の合気道の技一覧・上級者が徹底すべき受け身の訓練
四日目の本日、
上級者の稽古カリキュラムの中には、
正面打ち肘当て呼吸投げ、
という技がありますが、
肘当て呼吸投げや呼吸投げといった
技は、柔道から来ている要素が強い、
とはいえ、
代表的な合気道の投げ技として、
現在では定着しています。
小手返しならば、
簡単な後方受け身で
基本コースでも稽古できますが、
肘当て呼吸投げともなると、
専門的な受け身の訓練が、
多少なりとも必要になってきます。
本格的な受け身ができるか、できないか、
この差は、実は
基本コースと本コースの違いに
あるからです。
基本コースでは、
簡単に転がっていればよい
小手返しの受け身であっても、
本コースでは全種類の受け身を
本格的に訓練して、
小手返しも前方飛躍受け身で、
きちんと自分の力で
飛んで受け身が取れるように訓練します。
そのため、
肘当て呼吸投げや呼吸投げの技は、
基本コースでは、稽古しないのです。
合気道の受け身の種類は、
いくつかありますが、
多く言われるのは、
前方回転受け身、
後方回転受身、
前方跳躍受身、
後方跳躍受身、
側方受身、
といった五種類です。
しかし、必須なのは、
前方回転受け身、
後方回転受身、
前方跳躍受身、
の三種類であって、
年齢や運動神経などに関わりなく、
この三種類は、
普通に稽古していれば、
どなたでも、
マスター可能です。
受け身というと、
柔道の受け身のイメージが
強い方は、
怖い、危ない、と
感じられることも
あるかもしれませんが、
でんぐり返しを
思い出して頂ければ、
それほど危険なことはありません。
日常的に睡眠時間を確保し、
自分の体力を維持した形での
稽古をきちんとしていれば、
難なく受け身も
身に付いていきます。
上級者と初心者別の合気道技一覧・正面打ち三ヶ条抑えと三ヶ条投げ
さて、本日第四日目の上級者の技である、
正面打ち三ヶ条投げは、
基本技・正面打ち三ヶ条抑えの
変化技であり、応用技です。
応用技とは言っても、
抑え技の部分が、
投げ技に変換されただけであって、
抑えるところを、投げに変えるだけで
技としては成立します。
ただ、ここで注意しなければならないのは、
合気道の技は全て、
会津藩のお留技であった時から、
四方投げ、
一ヶ条や
二ヶ条、
三ヶ条に
四ヶ条などといった抑え技は、
どれも共通して、
受けの肘に
その一瞬ダメージを与えて、
受けの動きを制する
必要があるため、
仕手の力の入れ具合によっては、
受けが怪我をしてしまう
こともあり得、
受けが自身の肘を
守るために、
あるタイミングで
飛んで受け身を取ることで、
自身の肘を守った
ところから来ています。
それが、本来の受け身だからです。
また、
受けが自らの肘を守るために飛んだ、
という技の代表的なものは、
四方投げ崩しです。
受け身は、
自分のことを、
いざという時に
敵から守るために発達した動きです。
正面打ち三ヶ条投げであれば、
初心者の方の中でも、
まだ受け身の稽古をし始めた
程度の方がいれば、
上級者と一緒に、
掛稽古に入れて
稽古させてもよいかもしれません。
会員の少ない道場であれば、
その方が、
まだ基本コースレベルの
人であっても、
受け身の取り方と
合気道の技を
同時に覚えることができて、
効率的かもしれません。
【AiTube動画 : https://www.youtube.com/watch?v=l2zpCt74rl8】