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〈自助と自律〉

ご機嫌よう!☺️

本日メインの技は、

後ろ技襟持ち肘締めです。

下記の動画をご覧下さい。

https://www.instagram.com/tv/CNX4sOTHDfK/?igshid=1ti9at9qg8ewj

 

“He that is master of himself,
will soon be master of others.”
「己を制するものは、
やがて人を制する。

本日の英文に関してですが、
もう一つ訳文がありまして、

「人に勝たんと欲する者は、
必ず先ず自ら勝つ。」
というものです。

「最大の敵は自分。」
「ライバルは、自分自身。」

という言葉があるように、
人が一番もて余すのが
自分自身です。

それだけ、
自己を律するということは、
大変なわけです。

かつて、日本の女性の美徳は
「けなげ」でしたが、
今では「自立」
に変わったようです。

この福祉社会でも、
相互扶助に加えて
「自助」
の大切さが説かれています。

「自分の舟は自分で漕げ」
というように、
人からの援助もあまり
当てにしない方がいいのです。

長く他人の世話で生きていると、
依頼心のみ強くなり、
自立心をなくしていきます。

「居候の三杯目」
とか
「自立できない者は臆病」
とかいうように、

遠慮がちになり、
プライドさえ
失いがちになります。

それに、不平があっても
口に出すわけにはいきません。

「乞食は選べない」
のと同じです。
やはり、

「十分な面倒を
見てもらいたければ、
自分で自分の面倒を見よ」
です。

1. 自分のことは自分で行え。
If you would be well served,
serve yourself.

《十分面倒を見てもらいたければ、
自分で自分の面倒を見よ》

人に頼り、
人の世話で生きるものは、
どうしても遠慮がちになり、
好きなことも自由に行えなくなります。

(a) The dependent is timid.
《自立できないものは憶病である》
「居候の三杯目」

(b) Beggars must (or can) not
be choosers.
《乞食は選べない》

そして、他人からは
十分な世話が
期待できないとなれば、
見出しのことわざのように、

自分のことは
自分でするしかない
ということになります。

(c) If you want a thing well done,
do it yourself.
《十分にしてほしければ
自分でせよ》

だから、人はだれも自分の力
で立たなければならないのです。

(d) Every tub must stand on its
own bottom.
《すべての桶は
底を地につけて立たねばならない》

(e) Paddle your own canoe.
《自分の丸木舟を漕げ》
(自分のことは自分でせよ)

(f) Every man is the architect
of his own fortune.
《だれもが自分の運命の
設計者である》

(g) Life is what you make it.
《人生は自分でつくるもの》

教師も生徒に
考えさせなければなりません。

(h) He teaches ill,
who teaches all.

《全部を教える教師は
よい教師でない》
(よい教師は一部を
教え残りを考えさせる)

次のことわざは、
怠け心や依頼心を
もっと強く戒めます。

(i) If you won’t work you
shan’t eat.[Thessalonians]
《働かざるものは
食うべからず》

= He who (or that) will not
labor must not eat.

こうして自立すると、
その良しあしは別にして、
今度は他人のことも
あまり関心をもたなくなるものです。

(j) I am not my brother’s keeper.
《わたしは兄弟の番人ではない》

2. 自己を
律することのできる者は
幸せ。

He that is master of himself,
will soon be master of others.
《おのれを制するものは、
やがて人を制する》

「人に勝たんと欲する者は、
必ず先ず自ら勝つ」

見出しのことわざには、
次のような
類義ことわざがあります。

(a) He is not fit to command
(or govern) others
that cannot command
(or govern) himself.

《自らを支配できない者は
人を支配するに適しない》

= He that would govern others,
first should be the master
of himself.

《人を支配しようとする者は
まず自らを
支配しなければならぬ》

「人に勝たんと欲する者は、
必ず先ず自ら勝つ」

そして、他人に頼らず、
自立できるようになった人間は、
おのれ自身を律するすべを
学ばなければなりません。

つまり、自分の不徳を罰し、
欠点を克服する力を
身につけなければならないのです。

おのれを律するものは、
人をも制することができるのです。

(b) Happy is he that
chastens himself.
《己を罰することの
できる人は幸せである》

自分の会社を立ち上げ、
自分自身を
律することができれば、

今度は従業員を雇って、
本格的に自分の会社を
稼働させていくことになります。
その先の夢も見ることができます。

全ては、誠実に自身を
鞭打っていくことで、
可能となります。

(2020年3月22日日曜日)

 

上級者と初心者別の合気道技一覧・上級者は両手持ち呼吸法(四)

上級者初心者別の合気道技一覧・上級者は両手持ち四ヶ条抑えと座り技

稽古第百四十三日目の本日は、

私なら下記のようにスケジュールを組みます。

1.ひりきの養成(一)(二)            相対動作   1人5分 × 2人

2.   後ろ技襟持ち肘締め(一)(二)              相対動作   5分   × 2

3.座り技片手持ち肘締め(一)(二)        相対動作   5分   × 2

4.休憩 5分

5.後ろ技両肩持ち側面入り身投げ

(ー)        相対動作   5分

6.  後ろ技両肩持ち側面入り身投げ

(ニ)        掛稽古 10分

7.  後ろ技両肩持ち小手返し        掛稽古 10分

8.終末動作(一)(二)              相対動作

上級者の稽古の場合、

大方ざっと稽古は、

こんな感じになります。

最初に相対動作を一人5分ずつ行い、

次に基本技を5本ほど5分ずつ

行っていきます。

掛稽古で行う投げ技は二つです。

ここで一時間の稽古一コマ終了で、

終末動作を相対動作で行って、

締めくくります。

上級者と初心者別の合気道技一覧・上級者は両手持ち呼吸法(四)

上級者と初心者別の合気道技一覧・初心者は両手持ち天地投げのみ

これに対し、初心者の稽古は、

体操から始まります。

体操を5分行ったら、

体の変更(一)(二)と

ひりきの養成(一)(二)を、

単独動作で10分程度行います。

その後、座り技両手持ち呼吸法(一)を

15分程度行った後、

5分休憩し、

次に座り技両手持ち呼吸法(二)も15分程度行ってから、

(一)(二)を5分間復習した後、

残りの10分程度で

また基本動作を行いますが、

稽古終了時は必ず

終末動作(一)(二)を行います。

 

上級者と初心者別の合気道技一覧・上級者は両手持ち呼吸法(四)

上級者と初心者別合気道技一覧・上級者は両手持ち小手返しとすみ落し

さて、本日第百四十三日目の上級者が

稽古する基本技は、

両手持ち四ヶ条抑えと

その座り技です。

第百日目までの稽古で、

徒手の技から、短刀・木剣・杖と

一通り合気道の稽古を続けていく際に必要な

内容は済んでいます。

後は、

あなたがどれだけ覚えているかに

かかっているのですが、

一度やっただけで

覚えてしまうことができる人などいないので、

自身で機会を見付けては、復習をしていくことが必要なのは

言うまでもなく、

第百一日目からの稽古は、

同じ基本技でも、

座り技まで全て稽古し終えているかどうか、

漏れがないかどうかを、

一つずつチェックしていきます。

上級者と初心者別の合気道技一覧・上級者は両肩持ち小手返しの稽古

本日、

第百四十三日目の上級者が

稽古する投げ技は、

後ろ技両肩持ち側面入り身投げ

後ろ技両肩持ち小手返し

です。

 

 

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