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〈与えられた機会を有効に〉

おはようございます!☺️

本日メインの技は、

肩持ち呼吸投げです。

下記の動画をご覧下さい。

https://www.instagram.com/tv/CNVaTADHZm8/?igshid=1xdixditns5bm

なお、呼吸投げは残念ながら、

仕手・受け相対した完璧な形での

動画はありませんので、

どうしても分からない人は、

埼玉県蕨市民体育館にある、

私の運営する道場まで来て下さい。

”Strike the iron while it is hot.”
「鉄は熱いうちに打て。」

本日のこの英文は、
人に与えられた機会に
関する教訓について
教えてくれるもので、

以前にも、
次のような意味の
似たことわざを紹介しています。

An early bird catches
the worm.
《早起き鳥は虫を捕まえる》
「早起きは三文の得」

これらのことわざは、
教育上、絶対音感を育てるには、
幼い時からでないといけないとか、

10歳くらいまで
狼と一緒に育った少年には、
後から人間の言葉を
教えても無駄であるとか、

そうした場面で、
後悔しないような教育をしましょう、
という意味で
使用される例が多いですが、

「鉄は熱いうちに打て。」だと、
本来はビジネス上の商談で、
商談の相手会社に、
どういうタイミングで話をすれば、

有利な条件で
自社製品を販売できるだろうか、
とかそうした場面で使用されるのが、
本来の正しい使い方です。

そして、何よりも
自分に与えられた
機会をどう有効に使うか、
ということを考えるように、

私たちを戒めるための教訓なので、
次のような示唆があります。

人の運命を決めるのは、
ほんの一瞬の機会
であることが多いもので、
「何ごとにも潮時がある」のです。

潮時を逸するには
早過ぎと遅過ぎがありますが、
ほとんどのことわざは
遅すぎを戒めます。

早すぎはやり直しがききますが、
遅過ぎはそれができないからです。
「一度逃がした機会は
二度と取り戻せない」のです。

だから「後の祭り」
にならないように、
「鉄は熱いうちに打て」だし、

「今日できることは
明日まで延ばすな」です。

しかし、不幸にして時機を
逸した者もいるのです。
そのような人を
見捨てることはできません。

そこでことわざは
「ドアが一つ閉まると
もう一つが開く」、

「海にはいつもの魚に
劣らずよい魚がいる」といって、
激励するのです。

そして、類似したことわざは、
下記の通りほかにも沢山あります。

1. 何ごとをなすにも潮時がある。
There is a tide in the affairs of men.[Shakespeare]
《人のすることには潮時がある》

ことわざはまず、
物事にはすべて時機があり、

事をなすには
その機の熟した時が
一番よいといいます。

見出しのことわざは
シェークスピア
「ジュリアス・シーザー」
の中のブルータスの言葉にあります。

(a) There is a time for all things.
《何ごとにも時期がある》
「物には時節」

(b) There is a time and place for everything.
《すべてのものには
時と場所がある》

(c) Everything is good in
its season.
《どんなものでも旬がよい》
「鬼も十八番茶も出花」

(d) A rising tide lifts all boats.
《上げ潮は船をみな持ち上げる》

2. 一度逃がした好機は
取りもどせない。
Opportunity seldom
knocks twice.

《好機は二度と訪れない》
= Opportunity never knocks twice
at any man’s door.

(a) An occasion lost cannot
be redeemed.
《機会は一度逃すと
二度と取り戻すことはできない》

(b) Time lost cannot be recalled.
《失われた時間は
二度と取り戻せない》
「盛年重ねて来たらず」

3. 好機を逸するな。
Strike while the iron is hot.
《鉄は熱いうちに打て》

だから、機会は見つけ次第、
即刻自分の手でつかみ、
時機を逸せず直ちに
利用すべきであると説きます。

「好機逸すべからず」です。
次のことわざも、
すべてその意味のものです。

(a) When fortune smiles,
embrace her.
《幸運が微笑んだら抱きしめよ》

(b) Take time by the
forelock(,for she is bald behind).
《時間はその前髪を捕まえよ
(後ろ髪はないから)》

(c) The tide must be taken when
it comes.
《時機が到来したら捕まえよ》

(d) Make hay while the
sun shines.
《日の照るうちに干し草をつくれ》

(e) Hoist your sail when the wind
is fair.
《順風のときに帆を張れ》
「得手に帆を揚げる」

(f) He who hesitates is lost.
《ためらうものは失敗する》

(g) Gather ye rosebud while you may.[Robert Herrick]
《摘めるうちにバラのつぼみを摘め》
「命短し、恋せよ、乙女」

(g)は17世紀のイギリスの
抒情詩人、ロバート・ヘリックの
詩の一節から取られたものですが、
その詩は一行おいて次に

And this same flower that
smiles today
Tomorrow will be dying.

そして今日ほほ笑むこの同じ花は
明日には枯れているだろう

という行が続きます。
青春を楽しめ、
というメッセージなのです。

4. 思い立ったが吉日。
Never put off till tomorrow
what can be done today.
《今日できることは明日まで延ばすな》

ここに集めたことわざは、
現在という時が
いかに大事であるかを強く訴え、

「思い立ったが吉日」で、
何ごともその日の中にやれとすすめます。

(a) There is no time like
the present.
《現在ほどよいときはない》
= No time like the present.

(b) Tomorrow never comes.
《明日という日は決して来ない》
(明日になれば
その日は今日になってしまう)

何時かそのうちにしようと思うと、
何時までたっても
できないものだといいます。

(c) One of these days is none of
these days.
《いつかそのうちにという日は
来たためしなし》「紺屋の明後日」

(d) Procrastination is the thief
of time.
《一日延ばしは時間の泥棒》

(e) He that will not when he may,
when he will he shall have nay.

《出来るときに
しようとしないものは、
しようとするときに拒絶される》

(f) What may be done at
any time is done at no time.

《何時でもできそうに
思えることは
何時になってもできないもの》

5. 後の祭りになるな。
A (or The) mill cannot grind
with the water that is past.

《水車は通り過ぎた水で粉を
ひくことはできない》

機を逸して後からやることを
A day after the fair「後の祭り」
といいます。

「後の祭り」が
うまくいかないことを、
これらのことわざはいいます。

(a) After death, the doctor.
《死後に医者》

(b) It is too late to grieve
when the chance is past.
《好機が過ぎて
から嘆いても遅すぎる》

(c) It is too late to lock
the stable when the horse
has been stolen.

《馬が盗まれてから
馬小屋に鍵をおろしても
遅すぎる》
「泥棒(盗人)を見て縄をなう」

= It is too late to shut
the stable door after
the horse has bolted.

6. 後悔しても無駄である。
It is no use crying over spilt milk.
《こぼれたミルクを
見て泣いても無駄だ》

「覆水盆に返らず」
「落花枝に帰らず」

同様に、一度行った行為は
もう取り返しがつきません。
「後悔先に立たず」で、
あきらめることです。

これらことわざは、
だからこそ行動するには
慎重さが必要であると
説くとともに、

過去にこだわらない決断の
勇もすすめています。

(a) Repentance comes too late.
《後悔したときは手遅れ》
「後悔先に立たず」

(b) Things past cannot be
recalled but may be repented.

《過ぎたことは悔やむことは
できても
取り返すことはできない》
= Things past cannot be recalled.

(c) What is done cannot
be undone.
《一度したことは
取り返しがつかない》

失敗して後悔するくらいなら、
最初から危険を避け
安全でいるのがよほどましです。

(d) Better be safe (or sure)
than sorry.
《後で悔やむより
最初から安全でいるのがよい》

「安全第一」

そして、私たちに貪欲に
機会に挑むだけでなく、
次のように、

機会を逸してしまったとしても、
諦めずにやり続けることの
大切さも示唆してくれています。

★機会を逃しても、次の機会がある。
When one door shuts
another opens.

《ドアが一つ閉まると
もう一つが開く》
「沈む瀬あれば浮かぶ瀬もあり」

「捨てる神あれば
拾う(助ける)神あり」

このように、
ことわざは事をなすに当たっては 好機を逃がすなと、
声高に注意を促しています。

しかし、
不幸にして好機を逸したものへの
思いやりも忘れません。

見出しのことわざは
「後悔先に立たず」
の対義ことわざです。

機を逸して後悔しても、
また次の機会があると、
楽観的生き方をすすめています。

「棄てる神あれば拾う神あり」
「沈む瀬あれば浮かぶ瀬もあり」
です。

しかし、この種のことわざは
あまり多くありません。
ちなみに、日本のことわざにも
この種のものはあまりないようです。

(a) Repentance never comes
too late.
《いくら遅く悔い改めても
遅すぎることはない》

(b) He that falls today may
rise tomorrow.
《今日転んでも明日は
起きあがるだろう》

(c) There are as good fish
in the sea as ever came
out of it.

《海にはいつもの魚に
劣らずよい魚がいる》
= There are plenty more fish
in the sea.

(d) There are plenty of other
pebbles on the beach.
《浜にはほかの
小石がいくらでもある》

= There are more pebbles
on the beach than one.
《浜の小石は一つだけではない》

これらはいずれも、
機会を逸したり、
失敗した者への激励の
ことわざです。

(2020年1月28日木曜日)

 

上級者と初心者別の合気道技一覧・上級者は両手持ち呼吸法(四)

上級者初心者別の合気道技一覧・上級者は両手持ち四ヶ条抑えと座り技

稽古第百四十七日目の本日は、

私なら下記のようにスケジュールを組みます。

1.ひりきの養成(一)(二)            相対動作   1人5分 × 2人

2.   肩持ち肘締め(一)(二)              相対動作   5分   × 2

3.座り技肩持ち肘締め(一)(二)        相対動作   5分   × 2

4.休憩 5分

5.肩持ち小手返し           相対動作   5分

6.    肩持ち呼吸投げ           掛稽古 10分

7.   肩持ち四方投げ崩し         掛稽古 10分

8.終末動作(一)(二)              相対動作

上級者の稽古の場合、

大方ざっと稽古は、

こんな感じになります。

最初に相対動作を一人5分ずつ行い、

次に基本技を5本ほど5分ずつ

行っていきます。

掛稽古で行う投げ技は二つです。

ここで一時間の稽古一コマ終了で、

終末動作を相対動作で行って、

締めくくります。

上級者と初心者別の合気道技一覧・上級者は両手持ち呼吸法(四)

上級者と初心者別の合気道技一覧・初心者は両手持ち天地投げのみ

これに対し、初心者の稽古は、

体操から始まります。

体操を5分行ったら、

体の変更(一)(二)と

ひりきの養成(一)(二)を、

単独動作で10分程度行います。

その後、正面打ち三ヶ条抑え(一)を

15分程度行った後、

5分休憩し、

次に正面打ち三ヶ条抑え(二)も15分程度行ってから、

(一)(二)を5分間復習した後、

残りの10分程度で

また基本動作を行いますが、

稽古終了時は必ず

終末動作(一)(二)を行います。

 

上級者と初心者別の合気道技一覧・上級者は両手持ち呼吸法(四)

上級者と初心者別合気道技一覧・上級者は両手持ち小手返しとすみ落し

さて、本日第百四十七日目の上級者が

稽古する基本技は、

両手持ち四ヶ条抑えと

その座り技です。

第百日目までの稽古で、

徒手の技から、短刀・木剣・杖と

一通り合気道の稽古を続けていく際に必要な

内容は済んでいます。

後は、

あなたがどれだけ覚えているかに

かかっているのですが、

一度やっただけで

覚えてしまうことができる人などいないので、

自身で機会を見付けては、復習をしていくことが必要なのは

言うまでもなく、

第百一日目からの稽古は、

同じ基本技でも、

座り技まで全て稽古し終えているかどうか、

漏れがないかどうかを、

一つずつチェックしていきます。

上級者と初心者別の合気道技一覧・上級者は肩持ち四方投げ崩しの稽古

本日、

第百四十七日目の上級者が

稽古する投げ技は、

肩持ち小手返しと

肩持ち呼吸投げと

肩持ち四方投げ崩し

の三本です。

 

 

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